「生成AIパスポート」と「G検定」はどちらも入門者向けのAI資格で、何が違うのか分からず迷う人は少なくありません。この記事は、2つを横に並べてどちらを受けるか決めるための記事です。
結論早見表|生成AIパスポートとG検定の違い5項目
| 比較項目 | 生成AIパスポート | G検定 |
|---|---|---|
| 受験料(税込) | 一般11,000円/学生5,500円 | 一般13,200円/学生5,500円 |
| 実施回数と日程の自由度 | 年5回、月まるごとが受験期間 | オンライン6回+会場3回、試験日は1〜2日固定 |
| 試験時間と問題数 | 60分・60問 | 100〜120分・145問程度 |
| 出題範囲の性格 | 使い方と情報リテラシー中心(全5章) | 技術・数理統計・法律・倫理まで含む(全10項目) |
| 更新の要否 | 無期限。更新テストは任意(有料6,600円) | 有効期限・更新の記載を見つけられませんでした |
受験料の差は税込2,200円ですが、見てほしいのは残り4項目です。とくに日程の自由度は、働きながら受ける人の負担を左右します。更新については、生成AIパスポートだけ公式に条件が明記されています。
この記事の根拠
数字はGUGA公式サイト(guga.or.jp)とJDLA公式サイト(jdla.org)を2026年9月5日に確認して書いています。当社(BPU)は両資格とも未受験のため、体験談は書かず公式の記載だけを紹介します。難易度・合格率・勉強時間は次の記事で確認してください。
選ぶときの決め手になる3つ
1. 受け方の自由度で選ぶ
生成AIパスポートはIBT(自宅などからインターネット経由で受ける方式)で月まるごとが受験期間です(次回10月試験:申込8/1〜9/30、受験10/1〜10/31)。G検定は試験日が1〜2日に固定され、次のG2026第6回は試験日11/6(金)・7(土)、申込9/11〜10/29(オンラインのみ)です。
2. 出題範囲の重さで選ぶ
問題数は生成AIパスポート60問、G検定145問程度です(G検定公式ページには「200問から160問程度」という古い注記も残りますが、現行表示と直近告知は145問程度)。範囲は生成AIパスポートが使い方と情報リテラシー中心、G検定は技術用語や数理統計まで含みます。
3. 更新への考え方で選ぶ
生成AIパスポートに有効期限はなく無期限です。「資格更新テスト」は任意で、受けなくても失効しません(受講は6,600円・学生3,300円。2026年版の申込は2025/11/1〜2026/5/31で、9/5時点は申込期間外)。G検定は、合格認定の有効期限・更新制度の記載を公式ページで見つけられませんでした。「更新は不要」と断定せず、記載が無い状態として書いています。
| 重視する条件 | 選ぶ目安 |
|---|---|
| 都合の良い日に受けたい | 生成AIパスポート(月まるごと受験可) |
| 1回で技術寄りの範囲まで確認したい | G検定(145問程度・技術用語を含む) |
| 更新制度を確かめてから受けたい | 生成AIパスポート(公式に「無期限・更新テストは任意」と明記。G検定は公式に記載を見つけられず) |
出題範囲の章立てを比べる
| 生成AIパスポート(全5章) | G検定(全10項目) |
|---|---|
| 第1章 AI(人工知能) | 人工知能とは/人工知能をめぐる動向 |
| 第2章 生成AI | 機械学習の概要 |
| 第3章 現在の生成AIの動向 | ディープラーニングの概要/要素技術/応用例 |
| 第4章 情報リテラシー・基本理念とAI社会原則 | AIの社会実装に向けて/数理・統計知識 |
| 第5章 テキスト生成AIのプロンプト制作と実例 | 法律と契約/AI倫理・AIガバナンス |
※左右の行に対応関係はありません。それぞれの公式シラバスの並び順です。
生成AIパスポートは2026年2月試験からの新シラバスで、RAG・AIエージェント・GPT-5・Gemini・Claudeなどが追加されています。G検定は「AIに関する法律と契約」「AI倫理・AIガバナンス」が独立した項目になっています。
こういう人はこちらを選ぶ
| こんな人 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| まず1つ取って自信をつけたい | 生成AIパスポート | 60問・60分と負荷が軽く、月まるごと受験できる |
| 技術用語まで踏み込みたい | G検定 | 機械学習・数理統計まで範囲に含む |
| 会社提出の期限がある | 申込・受験期間で選ぶ | 生成AIパスポートは申込9/30・受験10/31まで。G検定は申込9/11〜10/29・試験11/6・7(オンラインのみ) |
それぞれの気になる点
生成AIパスポートは、2026年8月試験でアクセス集中によるシステム障害が公式から告知されています。受験期間の終わり際に集中せず、早めの日に受けるのが安全です。G検定は試験日が1〜2日に固定され、オンラインでも日時が決まっています。当日に都合が付かないと次の回(オンラインは奇数月)まで待つことになります。
合否がいつ分かるか
合否の通知は、生成AIパスポートが試験実施月の翌月中旬(目安20日頃まで)にメールとマイページ、G検定が試験から2〜3週間程度で登録メールに届きます(実績:7月3・4日の試験は7月21日に発表)。会社に提出する期限がある場合は、受験日ではなく結果が出る日から逆算してください。
よくある質問
両方受けてもいいですか?受験資格に制限は?
公式ページ上、両方の受験を妨げる規定は確認できませんでした。受験資格の制限はどちらも「なし」で、日程が重ならなければ両方申し込めます。
学生割引はありますか?
どちらにも学生料金5,500円があります(一般料金は生成AIパスポート11,000円、G検定13,200円)。
再受験の割引はありますか?
G検定はオンライン試験に限り、前回の受験日から2年以内なら半額です(一般6,600円・学生2,750円)。生成AIパスポートの再受験割引は、公式の概要ページとよくある質問ページで見つけられませんでした。
難易度や合格率はどちらが高いですか?
この記事では扱いません。生成AIパスポートの記事、G検定の記事で確認してください。
そもそもAI資格を取る意味はありますか?
資格の意味はAI資格を取る意味はあるかで扱っています。この記事は「どちらを選ぶか」だけを扱います。
まとめ
- 受験料は生成AIパスポート一般11,000円、G検定一般13,200円で差は税込2,200円。
- 生成AIパスポートは月まるごとが受験期間、G検定は試験日が1〜2日に固定される。
- 問題数は生成AIパスポート60問、G検定145問程度で、範囲もG検定のほうが技術・数理統計まで広い。
- 生成AIパスポートの資格は無期限で更新テストは任意。G検定は有効期限・更新の記載を見つけられなかった。
- 期限がある人は、申込・受験期間を先に確認してから選ぶ。


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