「エックスサーバーの評判が悪い」は何を指しているのか|公式情報で確認できることと、できないこと

「エックスサーバーの評判が悪い」は何を指しているのか(記事のアイキャッチ画像) 仕事でAI活用

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先に答え:「評判が悪い」で指されている中身のうち、公式で確かめられたのは料金・お試しの例外・No.1の但し書き

「エックスサーバーは評判が悪い」と言われるとき、指されている中身はだいたい決まっています。当社はエックスサーバーを契約していません。だからこの記事は「使ってみた感想」ではなく、よく見かける批判を公式ページの文言と数字に1つずつ当てて、裏づけが取れたものと、口コミでしか語られていないものを分けてお見せします。

批判 公式ページに書いてあること(2026年9月5日確認)
料金が高い 通常価格は3ヶ月1,320円〜36ヶ月990円(税込・月額換算)と料金ページに明記。高いかどうかは契約期間と用途で変わる
更新時に高くなる 更新時の料金を示す文言は見つけられなかった(値上げが無いとも言えない)
お試しのつもりが課金された クイックスタートで申し込むと10日間無料お試しは付かない、と申し込み案内に明記=仕様どおり
障害が多い 「サーバー稼働率は創業以来99.99%以上」の表記はあるが、障害件数の集計は見つけられなかった
電話がつながらない・管理画面が分かりにくい 窓口(平日10時〜18時)と、画面が2つに分かれる仕様は確認できる。つながりやすさ・分かりにくさは口コミの領域
サポートが悪い・表示が遅い 体感の話で、公式ページにも当社にも確かめる手段が無い

冒頭に書いたとおり、当社はこのサーバーの契約者ではありません。そのため「使ってみたら遅かった」「対応が悪かった」のような体験談は書けません。書けるのは、公式ページに実際に載っている文言と数字だけです。

この記事の根拠(何を見て書いたか)

本文で使う料金・特典条件・お試し期間・但し書きは、すべて2026年9月5日にエックスサーバー公式サイトの料金ページ・マニュアル・申し込み案内ページを確認して書いています。出典は記事末に確認日つきでまとめています。キャンペーン価格は期間限定で終了時期があるため、本文には通常価格のみを載せます。

公式情報で確認できる批判

①「料金が他社より高い」

スタンダードプランの通常価格(税込・月額換算、一括前払い)は次のとおりです。初期費用は0円です。

契約期間 月額(税込・通常価格)
3ヶ月 1,320円
6ヶ月 1,210円
12ヶ月 1,100円
24ヶ月 1,045円
36ヶ月 990円

短い契約期間ほど月額が高く、長く契約するほど下がる料金設計です。「高いか安いか」は他社の同等プランや、自分がどれだけの期間使うつもりかによって変わるため、この記事では金額の事実だけを示します。契約期間そのものの選び方は、レンタルサーバーの契約期間の選び方で詳しく扱っています。

②「更新時に高くなる」

この批判は多くの口コミで見かけますが、更新時の料金を明記した文言は、今回の調査では公式ページから見つけられませんでした。「見つけられなかった」のであって「そのような値上げが無い」と断定できるわけではありません。更新時の正確な料金は、契約前に公式ページでご自身の目でご確認ください。

③「障害が多い」

公式サイトのトップページには「サーバー稼働率は創業以来99.99%以上」という実績の表記があります。ただし、この表記に他の数字のような但し書きは付いておらず、今回の調査で障害の件数を集計した記載までは確認できませんでした。「多い・少ない」を数字で判断したい場合は、この稼働率の数字がひとつの材料になります。

④「お試しのつもりが課金された」

これは実際に公式マニュアルに明記されている仕様で、確認できる批判の代表例です。通常の申し込みでは、申し込み日から10日間の無料お試し期間があります(お試し中はメールアカウントの作成など一部機能が使えません)。ところが公式の申し込み案内には、次の記載があります。

「クイックスタートを利用して申し込んだ場合、『10日間無料のお試し期間』はありません。お申し込みと同時にお支払いが発生します」

つまり、申し込み方法によって無料お試しの有無が変わります。この違いに気づかないまま申し込むと、「無料で試すつもりが課金された」という不満につながります。具体的な申し込み手順やクイックスタートの使い方は、エックスサーバーの開設手順にまとめています。

「国内シェアNo.1」「速度No.1」は何を数えた数字か

公式サイトのトップページには「国内シェアNo.1」という表示があり、次の但し書きが付いています。

「2025年6月、Dataprovider.com 調べ。国内でWordPressを利用して運用されているサイトのDNS NSを集計した結果によるもの。」

つまりこれは、レンタルサーバー市場全体のシェアではなく、WordPressサイトのDNSの設定状況を集計した数字です。「速度No.1」の表示にも、自社で計6サービス・プランをh2loadというツールで5回計測した結果という但し書きが別のページに付いています。どちらも「何を数えたNo.1か」が公式に書かれているという事実であり、この記事はそれ以上を「誇大広告」と決めつけるものではありません。

公式情報では確認できない批判(口コミの領域)

次の批判は、公式ページの記載だけでは確認しきれませんでした。正直に「確認できない」とお伝えします。

  • 電話サポートがつながらない:電話(新規相談 0120-183-002/契約中 06-6147-2580・平日10時〜18時)とオペレーターチャット(平日10時〜18時)の案内は公式サポートページで確認できますが、実際のつながりやすさを示す数字は公式ページでは見つけられず、当社でも検証していません。
  • 管理画面が分かりにくい:「Xserverアカウント」と「サーバーパネル」の2つの画面に分かれる仕様自体は公式マニュアルで確認できる事実です。ただし、それを分かりにくいと感じるかどうかは人によります。
  • サポートの応対が悪い・表示が遅い:体感の話であり、当社はエックスサーバーを契約していないため確認できません。
  • 個人向けプランにはSLA(稼働率保証)が無い、と言われる点:公式がSLAの対象として明記しているのは法人向けの「XServerビジネス」で、個人向けの料金・機能のページにはSLAという言葉自体が見当たりませんでした。ただし「個人向けは対象外」と明言した文言までは見つけられていません。

エックスサーバーが向いていない人・向いている人

批判の中身を踏まえると、向き不向きは次のように整理できます。

向いていない人 理由
短期間だけ試したい人 3ヶ月・6ヶ月は月額換算が高めで、独自ドメインの永久無料特典も12ヶ月以上の契約が条件
まず無料で試したい人(クイックスタート希望) クイックスタートを使うと10日間の無料お試しが無く、申し込みと同時に課金される
個人向けプランに「稼働率の保証(SLA)が明記されていること」を条件にしたい人 公式がSLAの対象に挙げているのは法人向け「XServerビジネス」の全プラン。個人向けの料金・機能ページには記載が見当たらず、対象外と明記した文も見つけられていないため、契約前に公式へ確認が要る

反対に、契約期間をある程度決めたうえで、月々のコストを抑えたい人には向いています。3ヶ月契約より36ヶ月契約のほうが月額は下がる料金設計だからです。独自ドメインの永久無料特典も、新規契約なら12ヶ月契約で1つ、24ヶ月以上の契約で2つが対象になります(自動更新設定を有効にすることが条件です)。

サーバー選び全体の基準から見直したい方は、レンタルサーバーの選び方もあわせてご覧ください。同じ形で他社の評判を検証した記事として、ConoHa WINGの「やめとけ」評判を確認した記事もあります。

よくある質問

エックスサーバーの障害情報はどこで確認できますか

公式サイトの「障害・メンテナンス情報」ページ(最近の障害と今後のメンテナンス予定の一覧)で確認できますが、今回の調査では障害の件数を集計した記載までは見つけられませんでした。「多い・少ない」を数字で判断したい場合は、公式サイトの稼働率の実績表記(創業以来99.99%以上)がひとつの材料になります。

無料のお試し期間は誰でも使えますか

いいえ。通常の申し込みでは申し込み日から10日間の無料お試しがありますが、クイックスタートを利用した場合はお試し期間が無く、申し込みと同時に支払いが発生します。

独自ドメインの永久無料特典の条件は何ですか

新規契約の場合、スタンダードプランは12ヶ月契約で1つ、24ヶ月以上の契約で2つが無料になります。12ヶ月未満の契約は対象外で、自動更新設定を有効にすることも条件として案内されています。お試し期間中は特典の表示自体がされません。

個人向けプランにも稼働率の保証(SLA)はありますか

公式がSLAの対象として明記しているのは法人向けの「XServerビジネス」です。個人向けの料金ページや機能一覧ページには、SLAという言葉自体が見当たりませんでした。

「国内シェアNo.1」は市場全体のシェアという意味ですか

公式の但し書きによると、この数字はDataprovider.com調べで、国内でWordPressを使って運用されているサイトのDNSのNS(ネームサーバー)を集計した結果です。レンタルサーバー市場全体のシェアを表す数字とは限りません。

まとめ

  • 「評判が悪い」の中身は、公式情報で確認できるものと確認できないものが混ざっている
  • 料金・独自ドメイン特典の条件・お試し期間(クイックスタートの例外を含む)は、公式ページの数字で確認できる
  • 障害の多さ・サポートの応対・表示速度の体感、個人向けSLAの有無は、公式情報だけでは確認しきれない(当社は契約していないので体験でも補えない)
  • 「国内シェアNo.1」「速度No.1」には、何を数えた数字かを示す但し書きが公式に付いている
  • 契約前は、自分が気にしている批判が「確認できる」側か「口コミの領域」かを見分けると判断しやすい

出典

公式情報で確認できる範囲を見たうえで、それでも申し込むなら、料金や特典の条件を理解した状態で選べます。

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