ChatGPT・Gemini・Claude比較|用途別の使い分けを公式情報で

ChatGPTとGeminiとClaudeを用途別に比較する記事のアイキャッチ画像 AIの基本

この記事で分かること

  • やりたい作業を1つ挙げれば、公式が公表している仕様を根拠に使うべき1つが決まります。
  • 無料のまま使える範囲は、回数ではなく「一度に読ませられる量」と「ファイル数」で比べます。
  • 入力した内容が学習に使われるかは、3社で書かれていることが違います(とくに過去に入力した分の扱い)。

ChatGPT・Gemini・Claudeは、「どれが賢いか」ではなく「何をさせたいか」で選びます。長いPDFを丸ごと読ませたいならClaude、画像を作りたいならChatGPTかGemini、Gmailやドキュメントと一緒に使いたいならGemini、というように、公式が公表している仕様だけで行き先はほぼ決まります。

この記事は、性能の優劣を比べていません。3社とも他社との性能比較を公式には出していないためです。代わりに、3社の公式ページに実際に書かれている仕様・料金・データの扱いだけを並べ、すべてに出典URLと確認日を付けました。

結論の1枚図。3つは「どれが賢いか」ではなく「何をさせるか」で選ぶ。長い資料を読ませたいならClaude(無料でも有料でも一度に扱える量が同じ20万、PDFは1000ページまで、100ページ以下なら図やグラフも)、画像を作りたいならChatGPTかGemini(Claudeは公式に写真やイラストは生成しないと記載、動画も作るならGeminiの有料プラン)、Gmail・Googleドキュメントと使いたいならGemini、Excel・Wordと使いたいならClaudeの有料プラン。
やりたい作業から行き先が決まる(OpenAI・Google・Anthropic の各公式ページより・2026年7月31日〜8月5日確認)
  1. 結論:3つは「どれが賢いか」ではなく「何をさせるか」で選ぶ
  2. 用途から選ぶ早見表(やりたい作業 → 使うもの → 公式の根拠)
    1. 長い資料を読ませるなら、まずClaudeを試す理由
    2. 画像づくりは、そもそも土俵が違う
  3. 無料のままどこまで使えるか(3社とも回数は公表していない)
    1. 唯一はっきりしている数字は「1日3ファイル」と「読ませられる量」
  4. 料金と、その「見え方」が3社で違う
    1. 円建てとドル建て、そして税の表記
    2. 日本語ページだけを見ると分からないこと
  5. 一度に読ませられる量の差(ここが実務でいちばん効く)
  6. 入力した内容は学習に使われるのか(3社の公式表記を並べる)
    1. オフにすると何が変わるか
    2. 過去に入力した分はどうなるか
    3. 3社に共通して言えること
  7. 使えるモデルと機能(公式の表記のまま)
    1. モデル名は変わりやすい(公式ページ同士でも書き方が違う)
  8. 迷ったときの選び方(3つの質問で1つに決める)
  9. 併用するなら、どう分けるか
  10. 3つとも要らない人/無料のままでよい人
  11. よくある質問
    1. ChatGPTとGeminiとClaude、結局どれがいいですか?
    2. 無料で使うならどれが一番いいですか?
    3. Claudeは画像を作れますか?
    4. 入力した内容が学習に使われないようにできますか?
    5. 有料にするなら月いくらかかりますか?
  12. まとめ
  13. この記事の限界

結論:3つは「どれが賢いか」ではなく「何をさせるか」で選ぶ

ChatGPT・Gemini・Claudeとは、それぞれ OpenAI・Google・Anthropic が提供する対話型AIサービスです。3社とも無料プランと個人向けの有料プランを用意しています。生成AIそのものの仕組みが不安な方は、生成AIとは何かを5つの基本に分けて説明した記事を先に読むと、この先の比較が読みやすくなります。

結論を先に書きます。

  • 長い資料を読ませたいならClaude。無料でも有料でも一度に扱える量が同じ20万で、PDFは1000ページまで受け付けます。
  • 画像を作りたいならChatGPTかGemini。Claudeは公式に「写真やイラストは生成しない」と書かれています。
  • GmailやGoogleドキュメントと一緒に使いたいならGemini。
  • ExcelやWordと一緒に使いたいならClaude(有料プランのみ)。

そして、1つに絞る必要はありません。3社とも無料プランがあり、作業によって使い分けるのが最も安上がりです。以降で、その根拠になる公式仕様を1つずつ示します。

用途から選ぶ早見表(やりたい作業 → 使うもの → 公式の根拠)

この表の3列目が、この記事の中心です。◎○△の主観評価ではなく、そう言える根拠になる公式の記述を書いてあります。気になる行があれば、出典URLを開いて自分で確かめられます。

やりたい作業 向いているもの 根拠になる公式仕様(出典・確認日)
長いPDFを読ませて要約する Claude(無料でも)/Gemini(有料なら) Claude:PDFは1000ページまで。100ページ以下なら図やグラフなどの視覚要素も分析。一度に扱える量は無料も有料も20万で同じ(料金ページファイルのアップロード・2026年8月5日確認)。Gemini:無料は32,000トークン、Pro以上は100万トークンで「最大 1,500 ページのテキスト」(Googleヘルプ・2026年8月5日確認)
PDFの中の図やグラフごと読ませる Claude(100ページ以下) Claude:「100ページ以下のPDFのテキストと視覚要素(画像、グラフ、グラフィックスなど)を分析します」(ファイルのアップロード・2026年8月5日確認)。ChatGPTは「テキストベースの検索のみ対応」で「ファイルからデジタルテキストを抽出し、画像は破棄します」(ChatGPT Enterpriseを除く/OpenAIヘルプ・2026年8月5日確認)。GeminiがPDF内の図やグラフを読むかどうかは、本記事では公式に確認できていません(確認した範囲=上記Googleヘルプ2ページ)
紙の資料の写真や画面のスクショを読ませる 3社とも可 3社とも画像ファイルの読み込みに対応(Claudeは JPEG・PNG・GIF・WebP、ChatGPTは1画像あたり20MBまで、Geminiは1ファイル100MBまで/2026年8月5日確認)。ただしClaudeは101ページ以上のPDFでは視覚要素を分析せずテキストのみを処理すると明記されており、写真ではなく資料をPDFでまとめて渡す場合は条件が付きます(2026年8月5日確認)
画像を作る ChatGPT/Gemini ChatGPT:無料でも「上限あり」で画像生成が可(料金ページ・2026年7月31日確認)。Gemini:無料でも「Nano Banana 2 による画像生成」が利用可(2026年8月5日確認)。Claudeは写真やイラストを生成しません(後述)
図解・チャートを作る Claude(無料でも)/ChatGPT(Plus以上) Claude:公式ヘルプに、会話の中で図表・グラフ・インタラクティブなビジュアルを HTML と SVG で作る機能があると記載(ベータ/ウェブ版とデスクトップ版/Anthropicヘルプ・2026年8月5日確認)。ChatGPT:「インタラクティブな表やグラフ」は無料版とGoで「いいえ」、Plus・Proで「はい」(料金ページの機能比較表・2026年8月5日確認)。Geminiの図解機能の可否は、本記事では公式に確認していません
動画を作る Gemini(有料) 公式の機能表で、動画生成は無料プランでは利用不可、有料プランで利用可(2026年8月5日確認)
最新の情報をウェブで調べる 3社とも可 ChatGPT:検索は無料を含む全プランで「はい」(2026年7月31日確認)。Gemini:無料でも Deep Research が利用可、ただし「需要が高い期間には利用できないことがあります」(2026年8月5日確認)。Claude:ウェブ検索は無料でも可だが、リサーチ機能は有料のみ(2026年8月5日確認)
GmailやGoogleドキュメントと一緒に使う Gemini Gemini in Gmail は Google AI Plus 以上、Gemini in Google ドキュメントは Google AI Pro 以上の特典として記載(AI Plus の欄は「Gemini in Gmail、Gemini in Google Vids など」、AI Pro の欄は「Gemini in Gmail、Gemini in Google ドキュメント、Gemini in Google Vids など」/Geminiプラン紹介ページ・2026年8月5日確認)
ExcelやWordと一緒に使う Claude(有料) Claude for Microsoft 365 は無料プランでは利用不可、Pro以上で利用可(2026年8月5日確認)
資料を置いたままにして何度も使う ChatGPT/Claude(有料) ChatGPT:料金ページの機能比較表では「プロジェクト」が無料版も「はい」(2026年8月5日確認)。ただし同じページのPlusプランの紹介欄には「プロジェクト、スケジュール済みタスク、カスタム GPT」がPlusの特典として書かれており、ページ内で表現が一致していません。Claudeの「プロジェクト」は無料では利用不可(料金ページ・2026年8月5日確認)

この表に「文章を書くなら◯◯」「コードなら◯◯」という行が無いのは、意図的です。そう言える公式の根拠が存在しないためです。他社の記事でよく見る「文章力はClaude」「コードは◯◯」といった評価は、いずれも書き手の主観であり、3社の公式ページには他社との比較データが載っていません。

長い資料を読ませるなら、まずClaudeを試す理由

Claudeは、料金ページの比較表でコンテキストウィンドウが無料・Pro・Max のすべてで20万と記載されています(2026年8月5日確認)。つまり「長い文章を読ませる」という一点だけなら、無料のまま有料と同じ量を扱える設計になっています。一方でChatGPTは無料27K・Plus 54Kと段階的に増える設計、Geminiは無料32,000トークン・Pro以上100万トークンと大きく開く設計です。ここが3社でいちばん設計思想が分かれる部分で、後述のH2で詳しく扱います。

画像づくりは、そもそも土俵が違う

Anthropicの公式ヘルプ(日本語版あり)には、「Claudeは、画像生成ツールのような方法で写真やイラストを生成しません。」と明記されています。ただし「図表、グラフ、インタラクティブなビジュアルを会話内で直接作成」する機能があり、これはHTMLとSVGで生成され、ウェブ版とデスクトップ版でベータ版として提供されている、とも書かれています(出典・2026年8月5日確認)。「イラストが出てこない」のは不具合ではなく仕様です。絵が欲しいならChatGPTかGeminiに行くのが正しい判断になります。

無料のままどこまで使えるか(3社とも回数は公表していない)

最初に、いちばん誤解の多い点をはっきりさせます。「無料版は1日◯回まで」という数字を、3社とも公表していません。

探した範囲は、ChatGPTの料金ページ全文(chatgpt.com/ja-JP/pricing/・2026年7月31日確認)、Claudeの料金ページのFAQ全文(claude.com/pricing・2026年8月5日確認)、Googleヘルプの使用量上限の説明全文(support.google.com/gemini/answer/16275805・2026年8月5日確認)の3ページです。この3ページに具体的なメッセージ回数は書かれていませんでした。Anthropicは公式FAQで there's no fixed message count(固定のメッセージ数は無い)とはっきり書いています。

項目 ChatGPT Gemini Claude
メッセージ回数の上限 料金ページの「通常のテキストチャット」は無料版・Go・Plus・Pro とも「無制限*」と記載(日本語公式・2026年8月14日確認)。2026年8月6日の公式発表(無料版とGoにテキストチャット無制限を提供/OpenAI公式・原文は英語で訳は当サイトによるもの)が、料金ページにも反映されました。「*」には「無制限で利用できますが、不正利用防止のための安全対策が適用されます」という注記がついています。ただしファイルのアップロード・画像・音声・メモリなどは、無料版では「上限あり」のままです。回数の数値そのものは、いずれの項目も公表されていません 公表なし(コンピューティング量で決まる) 公表なし(固定のメッセージ数は無いと明記)
上限のリセット 記載を確認できず 「週ごとの上限に達するまで 5 時間ごとにリセット」 5時間単位のセッション枠。有料プランは週単位の上限が加わる
一度に読ませられる量(無料) 27K/約12ページ分のテキスト 32,000 トークン 20万(有料と同じ)
ファイル数(無料) 1日あたり3個 同一プロンプトあたり最大10個(プラン別の記載なし) チャットあたり最大20ファイル(プラン別の記載なし)
1ファイルのサイズ上限 512MB(CSV等はおよそ50MB、画像は20MB) 動画2GB、その他100MB 500MB
無料で使える主な機能 ウェブ検索/画像生成(上限あり)/ファイルアップロード(上限あり)/プロジェクト Deep Research/画像生成/Canvas/Gem/音楽生成/アプリ連携 ウェブ検索/音声モード/アーティファクト/メモリ/スキル/コネクタ/ファイルの作成と編集
無料で使えない主なもの 料金ページの機能比較表では GPT-5.6 Sol、Sol Pro、レガシーモデル(2026年8月17日確認)。GPT-5.6 Luna は無料版・Goとも「はい」に変わり、無料でも使えます。OpenAIが2026年8月6日の公式発表で GPT-5.6 Luna を無料版とGoの既定モデルにすると述べていたもので(OpenAI公式/原文は英語で、訳は当サイトによるもの)、料金ページへの反映を2026年8月17日に確認しました。 動画生成/Gemini Spark/Nano Banana Pro での再生成/時間指定アクション Opus/Fable/プロジェクト/リサーチ/Claude Code
無料が不利になる場面(公式の記述) 2026年8月11日から、日本でも無料版とGoにログインしている成人ユーザーに広告が表示されるようになりました(Plus・Pro・Business・Enterprise・Educationでは表示されないと公式に明記。公式はこの提供を「テスト」と位置づけています/OpenAI公式・2026年8月12日確認) 「需要が高い期間には利用できないことがあります」 記載を確認できず

出典:ChatGPTは料金ページ(2026年7月31日確認)とファイルアップロードのFAQ(2026年8月5日確認)、GeminiはGoogleヘルプファイルのアップロード(2026年8月5日確認)、Claudeは料金ページファイルのアップロード(2026年8月5日確認)。

唯一はっきりしている数字は「1日3ファイル」と「読ませられる量」

無料枠で数字が公表されているのは、実質2つだけです。

無料版を比べるなら、この2つで比べる

  • ファイル数:ChatGPTは「無料ユーザーは、1 日あたり 3 個のファイルアップロードに制限されています」と公式ヘルプに明記(2026年8月5日確認)。資料を毎日何本も読ませたい人には、ここが最初の壁になります。
  • 一度に読ませられる量:ChatGPT 27K/Gemini 32,000トークン/Claude 20万。ただし単位が3社でバラバラなので、この3つの数字を横に並べて大小を比べることはできません(次のH2で説明します)。

なお、ChatGPTのファイルアップロードについては注意が必要です。同じ公式ページの中に「利用可能状況:Plus、Pro、Enterprise のすべてのユーザー」という記載と、「無料ユーザーは、1 日あたり 3 個のファイルアップロードに制限されています」という記載が両方あります。ページ内で表現が一致していないため、この記事では原文をそのまま示し、「無料では使えない」とも「無料でも自由に使える」とも断定しません。

Geminiについては、公式が使用量の残りを確認する方法を案内しています(gemini.google.com の左下の設定アイコンから使用量上限のアイコン/2026年8月5日確認)。ChatGPTのプラン間の細かい違いは、ChatGPT無料版と有料版で差が出る3か所をまとめた記事で扱っています。

料金と、その「見え方」が3社で違う

料金は数字そのものより、「どう表示されるか」の違いが実害につながります。ここは他の比較記事がほぼ触れていない部分です。

項目 ChatGPT Gemini Claude
無料プラン ¥0 / 月 ¥0 JPY / 月 $0
個人向けの中位プラン Go ¥1,400 / 月
Plus ¥3,000 / 月
Google AI Plus ¥725 JPY / 月
Google AI Pro ¥2,900 JPY / 月
Pro $18
上位プラン Pro 月額 ¥16,800 から Google AI Ultra 最小構成 ¥14,500 JPY / 月 Max 月額 $110 から
通貨 日本円 日本円 米ドル(日本からアクセスしても)
税の表記 記載なし 記載なし 「Prices include 10% JCT」(消費税10%込みと明記・英文のまま)
年払い 個人向けには無し 記載を確認できず Proは月払いと年払いの両方あり
見落としやすい点 Goは「このプランには広告が表示される場合があります。」と公式に注記 プラン紹介ページとヘルプセンターでモデル名の書き方が違う 日本語ページには月払いの金額が書かれていない(下で詳述)

出典:ChatGPT料金ページ(2026年7月31日確認)/Geminiプラン紹介ページ(2026年8月5日確認)/Claude料金ページ(日本語)同(英語)(2026年8月5日確認)。

円建てとドル建て、そして税の表記

ChatGPTとGeminiは日本からアクセスすると日本円で表示されます。ただし両社とも、料金ページ本文に「税込」「税抜」「税別」「消費税」のいずれの語も1件もありませんでした(上記2ページの本文を検索して確認・確認日は表のとおり)。表示価格が税を含むのかどうかは、公式ページからは読み取れません。

Claudeは対照的です。日本からアクセスしても米ドル表示で、ページ下部に「Prices include 10% JCT」と英文のまま書かれています。日本の消費税10%が価格に含まれている、という意味です。日本語ページでもこの一文は英語のままです。

なお、この記事ではドル建て価格の円換算をしていません。公式が円建ての価格を出していないため、実際の請求額は決済時の為替レートやカード会社の手数料で変わるからです。「約◯円」と書いてある比較記事は多いのですが、その数字は公式のどこにも存在しません。

日本語ページだけを見ると分からないこと

Claude Proの「$18」には条件があります

英語の料金ページには、$18 は年払いを選んだ場合の1か月あたりの金額で、年間 $220 を前払いすること、月払いを選ぶと $22 になることが書かれています(claude.com/pricing・2026年8月5日確認)。

ところが日本語の料金ページには $18 としか表示されず、この注記がありません。日本語ページ(claude.com/ja/pricing)の本文を検索したところ、「220」「22」「年払い」のいずれの文字列も0件でした(2026年8月5日確認)。日本語ページだけを見て申し込むと、想定していた金額と実際の請求額がずれる可能性があります。

選び間違えたときに失うものは、この記事の中でここが最も具体的です。月払いにするつもりで日本語ページの $18 を見て申し込み、実際には $22 が請求される、あるいは年間 $220 が一度に請求される、という食い違いが起こりえます。申し込みの直前に英語ページも開いて、月払いと年払いのどちらを選んでいるかを画面で確認してください。

一度に読ませられる量の差(ここが実務でいちばん効く)

一度に読ませられる量が無料と有料でどう変わるかの図。ChatGPTは無料27K(約12ページ分)、Go・Plus 54K(約40ページ分)、Pro 128K(約250ページ分)。Geminiは無料32,000トークン、AI Plus 128,000トークン、AI Pro・Ultra 100万トークン。Claudeは無料・Pro・Maxとも20万で同じ。単位の定義が3社の公式で揃っていないため、3社を横に並べて順位づけはできない。読み方は、Claudeだけが無料でも有料と同じ値、Geminiは無料と有料の差が最も大きい設計、の2点。
比べているのは「同じ製品の中で無料と有料がどう違うか」だけ(各社公式ページより・2026年7月31日〜8月5日確認)

コンテキストウィンドウとは、AIが一度のやり取りで読み取れる文章量の上限のことです。長い資料を扱うほど、ここが体感差になります。

ただし、3社の数字をそのまま横に並べて大小を比べることはできません。単位も、何を含むかの定義も、公式ページで揃っていないからです。3社それぞれが自社の言葉で書いている内容を、そのまま並べます。

ChatGPT

無料:27K(約12ページ分のテキスト)

Go・Plus:54K(約40ページ分)

Pro:128K(約250ページ分)

推論モデルは別枠で 256K・400K の記載あり(2026年7月31日確認)

Gemini

無料:32,000 トークン

AI Plus:128,000 トークン

AI Pro・Ultra:100万トークン

100万トークンは「最大 1,500 ページのテキストまたは 3 万行のコード」と公式が説明(2026年8月5日確認)

Claude

無料:20万

Pro:20万

Max:20万

ページ数の目安は公式に記載なし。全プランで同じ値(2026年8月5日確認)

※ ChatGPTは「K」、Geminiは「トークン」、Claudeは単位表記なしの数値で公表されており、単位の定義が公式に揃っていません。この3つの数字を並べて「どれがいちばん読める」と順位づけすることはできません。

それでも、この表から読者が使える判断が2つあります。

  • Claudeだけが、無料でも有料と同じ値です。「長い資料を読ませたいが、まだお金は払いたくない」という状況では、まずClaudeを試す理由になります。
  • Geminiは無料と有料の差が最も大きい設計です。無料32,000トークンに対し、AI Pro以上は100万トークン。長文を日常的に扱うなら、有料に上げる価値が数字として見えます。

※ この2点はいずれも「同じ製品の中で、無料プランと有料プランを比べた話」です。3社の数字どうしを比べて順位をつけたものではありません(単位の定義が公式で揃っていないため、それはできません)。

また、ChatGPTの料金ページには重要な注記があります。「ユーザーが入力に使用できる領域は、コンテキストウィンドウ全体よりも小さくなっています」「ユーザー入力用として表示される容量は目安であり、使用中の機能やメモリの内容に応じて動的に変化する場合があります」(2026年7月31日確認)。表示されている数字がそのまま入力できる量ではない、と公式が断っています。

入力した内容は学習に使われるのか(3社の公式表記を並べる)

ここが、他社の比較記事でほとんど扱われていない領域です。3社とも設定でオフにできますが、「オフにすると何がどうなるか」の書かれ方が全く違います。

比較軸 ChatGPT(OpenAI) Gemini(Google) Claude(Anthropic)
個人向けの既定 「お客様のコンテンツはモデルのトレーニングに使用されることがあります」 アクティビティの保存がオンなら、生成AIモデルのトレーニングを含む用途で利用 料金ページの比較表で、無料からMaxまで全個人プランが「オプトアウト」
設定の場所と名前 設定 > データコントロール >「すべての人のためにモデルを改善する」
※同じ公式ページ内で「すべてのユーザー向けにモデルを改善する」とも表記されており、表記が揺れています
「Gemini アプリ アクティビティ」の「アクティビティの保存」 設定 > プライバシー >「AIモデルの改善を支援する」
オフにすると(これから先) 「オプトアウトすると、新しい対話は当社モデルの学習に使用されなくなります」 「今後のチャットはアクティビティに表示されず、AI モデルのトレーニングに使用されることもありません」 「新しいチャットおよびコーディングセッションは、今後のモデルトレーニングには使用されません」
オフにすると(過去に入力した分) 公式に記載なし(探した範囲は本文で後述) 明記あり:「サービス プロバイダがすでに確認した過去のチャットは Google アカウントから切り離された状態で保存されているため、削除されません。このようなチャットは、最長で 3 年間保存されます。」 明記あり:「今後のモデルトレーニング実行では、以前に保存されたチャットおよびコーディングセッションの使用を停止します。」ただし「既に開始されているモデルトレーニングと既にトレーニングされたモデルには含まれます」
オフでも使われるもの 会話は履歴に残る。フィードバックを送った分は例外 「オフの場合でも、Google はユーザーへの応答や保護のためにユーザーのチャットを使用します(人間のレビュアーによるレビューも含む)」。オフ時のチャットは72時間保持 安全性の確認のためにフラグが付いた会話は使われることがある
会話を消したとき 削除すると30日以内にシステムから完全に削除(匿名化済みや法的義務がある場合を除く) アクティビティの自動削除は既定18か月。3か月・36か月・無期限に変更可 履歴からは即時、バックエンドの保存領域からは30日以内に削除
履歴を残さないモード 一時チャット 一時チャット(トレーニングに使用されない・72時間保持) シークレットチャット(プライバシー設定がオンでもトレーニングに使用されない)

出典:OpenAIはモデル性能向上へのデータ利用データコントロールFAQ(2026年8月2日確認)/GoogleはGemini アプリのプライバシー ハブ(2026年8月5日確認)/Anthropicはモデル改善のプライバシー設定学習利用の説明(2026年8月5日確認)。

オフにすると何が変わるか

3社に共通しているのは、設定をオフにして確実に効くのは「これから先」の分だという点です。3社とも「今後の」「新しい」という限定つきで書いています。今日オフにしても、昨日までに入力した内容が自動的に無かったことになるわけではありません。

過去に入力した分はどうなるか

ここで3社の差がはっきり出ます。

  • Anthropic(Claude)は明記しています。今後の学習実行では以前に保存された会話の使用を停止する、ただし既に始まっている学習と既に学習済みのモデルには含まれたまま、と日本語の公式ページに書かれています。
  • Google(Gemini)は別の形で明記しています。アクティビティを削除しても、レビュー担当者が確認済みの過去のチャットはアカウントから切り離した状態で最長3年間保存される、と書かれています。
  • OpenAI(ChatGPT)は記載を確認できませんでした。過去の会話が学習対象から外れるとも、外れないとも書かれていません。

この「記載なし」は、探した範囲を明示しておきます。確認したのは次の6つです(2026年8月2日時点)。①help.openai.com のモデル性能向上の記事(日本語) ②同じ記事の英語版 ③データコントロールFAQ(日本語) ④同じ記事の英語版 ⑤openai.com のプライバシーポリシー日本語版 ⑥privacy.openai.com のポリシー。この6ページの本文に、過去分の扱いを述べた記述は見当たりませんでした。「無い」ではなく「この範囲では見つからなかった」という意味です。

3社に共通して言えること

結局のところ、守れるのは1つだけ

設定でオフにできるのは、基本的にこれから先の分です。すでに入力した分をどう扱うかを公式に書いているのはGoogleとAnthropicで、OpenAIは書いていません(2026年8月5日時点/確認したURLは上記)。だから3社に共通して言えるのは「見られたくない情報は、設定に関係なく最初から入れない」だけです。

これは当サイトの意見ではありません。Google自身が公式ヘルプで「レビュアーに見られたくない機密情報や、Google のサービス(機械学習技術など)の改良のために使用されたくない機密情報は入力しないでください。」と書いています(2026年8月5日確認)。提供元がそう言っている以上、設定の話より入力前の線引きのほうが先です。何を入れてはいけないかの具体的な線引きは、AIに入力してはいけない情報を7種類に分けて解説した記事にまとめています。

使えるモデルと機能(公式の表記のまま)

3社とも複数のモデルを用意し、プランによって使えるものが変わります。公式ページに書かれているモデル名をそのまま並べます。

項目 ChatGPT Gemini Claude
公表されているモデル名 GPT-5.5 Instant/GPT-5.6 Sol/GPT-5.6 Sol Pro/GPT-5.6 Terra/GPT-5.6 Luna/GPT-5 Thinking Mini/レガシーモデル Gemini 3 Flash-lite/Gemini 3 Flash/Gemini 3 Pro Sonnet/Haiku/Opus/Fable
無料で使えないモデル(公式表の記載) 料金ページの機能比較表では、GPT-5.6 Sol・GPT-5.6 Sol Pro・レガシーモデルが無料とGoの両方で利用不可(2026年8月17日確認)。GPT-5.6 Luna は無料版・Goとも「はい」に変わり、無料でも使えます。OpenAIが2026年8月6日の公式発表で GPT-5.6 Luna を無料版とGoの既定モデルにすると述べ、難しい質問向けの「Think」ボタンも提供するとしていたもので(OpenAI公式/原文は英語で、訳は当サイトによるもの)、料金ページへの反映を2026年8月17日に確認しました。 公式のモデル表では、Flash-lite・Flash・Proの3つとも全プランで利用可 Opus・Fableが利用不可。Sonnet・Haikuは利用可
確認日 2026年7月31日 2026年8月5日 2026年8月5日

モデル名は変わりやすい(公式ページ同士でも書き方が違う)

Geminiについては、同じGoogleの公式ページでもモデル名の書き方が一致していません。プラン紹介ページ(gemini.google/about/)では無料プランの説明が「3.6 Flash へのアクセス」「3.1 Pro へのアクセス(制限あり)」となっている一方、ヘルプセンターのモデル表では「Gemini 3 Flash-lite」「Gemini 3 Flash」「Gemini 3 Pro」と書かれています(いずれも2026年8月5日確認)。どちらが正しいかは、公式ページからは判断できません。

Google自身も、ヘルプに「重要: モデル名、バージョン、提供状況は変更される場合があります。」と注記しています。モデル名は、この記事の中で最も早く古くなる情報です。契約前には必ず、その時点の公式ページを自分で開いて確認してください。

なお、Geminiの無料プランで Gemini 3 Pro が公式表で利用可となっていても、「どれだけ使えるか」は別問題です。Geminiの上限はコンピューティング量で決まると公式が説明しており、無料プランについては「Deep Research など、より多くのコンピューティング リソースを必要とする一部の機能は、需要が高い期間には利用できないことがあります」「上限が変更された場合、Google AI プランをご利用でないユーザーのほうが、プランをご利用のユーザーよりも先に、制限が適用されることがあります」とも書かれています(2026年8月5日確認)。「使える」と「たくさん使える」は、公式の表記上も別のことです。

迷ったときの選び方(3つの質問で1つに決める)

3つの質問で1つに決める判定フロー図。質問1、長い資料を読ませたいなら Claude、いいえなら質問2へ。質問2、画像だけなら ChatGPT か Gemini、動画も作りたいなら Gemini の有料プラン、いいえなら質問3へ。質問3、GmailとGoogleドキュメントを使っているなら Gemini、使っていないなら ChatGPT。3つとも「いいえ」に近いなら、どれを選んでも無料プランで足りる。
上から順に答えると1つに決まる(記事本文の3つの質問と同じ内容)

ここまでの情報を、3つの質問に圧縮します。上から順に答えてください。

質問1:長い資料(PDF・議事録・レポート)を読ませたいですか?

はい なら Claude。無料でも有料と同じ量を扱え、PDFは1000ページまで、100ページ以下なら図やグラフも読みます。
→ いいえ なら質問2へ。

質問2:画像や動画を作りたいですか?

画像だけなら ChatGPT か Gemini。どちらも無料プランで画像生成が使えます。
動画も作りたいなら Gemini の有料プラン。無料では動画生成が使えません。
→ いいえ なら質問3へ。

質問3:普段の仕事で、GmailとGoogleドキュメントを使っていますか?

はい なら Gemini。Gmail・ドキュメント連携は有料プランの特典として公式に記載されています。
いいえ なら ChatGPT。当サイトの他の記事はChatGPTを前提に書いているため、この後の手順記事をそのまま使えます。

3つとも「いいえ」に近い、つまり短い文章の相談や下書きに使いたいだけなら、どれを選んでも無料プランで足ります。最初に触ったものをそのまま使い続けて構いません。

まず無料で触ってみる場合の入口は、ChatGPTGeminiClaude です。いずれも無料プランがあり、登録に費用はかかりません(各社公式サイト・2026年8月5日確認)。ChatGPTの登録から最初の操作までは、ChatGPTの始め方を7ステップに分けて解説した記事で扱っています。

併用するなら、どう分けるか

3つとも無料プランがあるので、用途で分けて併用するのが現実的です。ただし全部を毎日使う必要はありません。分け方の一例を示します。

場面 使うもの 理由(公式仕様にもとづく)
長い資料を読ませて要点を出す Claude 無料でも一度に扱える量が有料と同じ20万
資料の中の図やグラフごと読ませる Claude(100ページ以下のPDF) ChatGPTはPDF内の画像を破棄しテキストのみを扱う(ChatGPT Enterpriseを除く)
ブログのアイキャッチや説明用の画像を作る ChatGPT または Gemini Claudeは写真やイラストを生成しない
Gmailの下書き、Googleドキュメントの整形 Gemini(有料) Gmail・ドキュメント連携は有料プランの特典
Excel・Wordの中で使う Claude(有料) Claude for Microsoft 365 は有料プランのみ
日常の相談・下書き どれでも 3社とも無料プランで対応

併用の落とし穴は、有料プランを2つ3つと契約してしまうことです。月額を単純に足すと、ChatGPT Plus ¥3,000 と Google AI Pro ¥2,900 と Claude Pro $18 で、日本円とドルが混ざった支払いが毎月3件発生します。まず全部を無料で使い、実際に上限で困った1つだけを有料にするのが、無駄のない順番です。

なお、「思ったような答えが返ってこない」という理由で乗り換えを考えている場合は、乗り換える前に指示の出し方を見直すほうが早いことがあります。原因と直し方はChatGPTが思い通りに答えてくれない時の直し方を7つに整理した記事にまとめています。

3つとも要らない人/無料のままでよい人

有料にしなくてよい人

  • 短い文章の相談・下書きにしか使わない人。3社とも無料プランで対応でき、上限に困らないまま使い続けられる可能性が高い領域です。
  • まだ毎日は使っていない人。上限の有無は使う量で決まります。上限に当たっていないなら、払う理由がありません。
  • 資料を読ませる用途しかない人。Claudeは一度に扱える量が無料でも有料と同じです。

3つとも使わなくてよい人

  • 勤務先で生成AIの業務利用が禁止されている人。社内規程が最優先です。
  • 扱う情報が、外に出せないものばかりの人。Googleは公式ヘルプで、設定をオフにした場合でも保護のためにチャットを使用し、そこには人間のレビュアーによるレビューも含まれると明記しています(2026年8月5日確認)。他2社について同じ記述があるかは、本記事では確認していません。
  • 年齢要件を満たしていない人。Geminiは「Google AI のプランで Gemini アプリを利用するには、ほとんどの国で、13 歳(またはお住まいの国の該当する年齢)以上である必要があります。」と公式に記載しています(2026年8月5日確認)。他2社の年齢要件は本記事では確認していないため、利用前にご自身で公式ページをご確認ください。

よくある質問

ChatGPTとGeminiとClaude、結局どれがいいですか?

やりたい作業で決まります。長い資料を読ませたいならClaude、画像や動画を作りたいならChatGPTかGemini、GmailやGoogleドキュメントと一緒に使いたいならGeminiです。1つに絞る必要はありません。3社とも無料プランがあるので、作業ごとに使い分けるのが最も安く済みます。なお、この記事では「どれが賢いか」は比べていません。3社とも他社との性能比較を公式に出していないためです。

無料で使うならどれが一番いいですか?

「無料で何回まで」は3社とも公表していません(Anthropicは公式FAQで固定のメッセージ数は無いと明記)。そのため回数では比べられません。客観的に比べられるのは、一度に読ませられる量(ChatGPT 27K/Gemini 32,000トークン/Claude 20万・ただし単位の定義が3社で揃っていません)と、ファイル数(ChatGPTは無料で1日3個)です。資料をたくさん読ませたいならClaude、画像を作りたいならChatGPTかGemini、というのが無料枠での実質的な選び方になります。なお、ChatGPTは2026年8月11日から、日本でも無料版とGoにログインしている成人ユーザーへの広告表示を始めました(公式はこの提供を「テスト」と位置づけています/OpenAI公式・2026年8月12日確認)。GeminiとClaudeの無料版で広告が表示されるかどうかは、今回は両社の公式ページを確認していません。

Claudeは画像を作れますか?

写真やイラストは作れません。Anthropicの公式ヘルプ(日本語版あり)に「Claudeは、画像生成ツールのような方法で写真やイラストを生成しません。」と明記されています(2026年8月5日確認)。ただし図表・グラフ・インタラクティブなビジュアルを HTML と SVG で会話内に作る機能はあり、ベータ版としてウェブ版とデスクトップ版で提供されています。絵が欲しい場合はChatGPTかGeminiを使ってください。

入力した内容が学習に使われないようにできますか?

3社とも設定はあります。ChatGPTは設定のデータコントロール、Geminiは Gemini アプリ アクティビティ、Claudeは設定のプライバシーです。ただし効くのは基本的に「これから先」の分で、すでに入力した分の扱いは3社で書かれ方が違います。Anthropicと Google は公式に明記していますが、OpenAIについては上記6ページを確認した範囲で記載が見当たりませんでした(2026年8月2日確認)。確実なのは、見られたくない情報を最初から入れないことだけです。

有料にするなら月いくらかかりますか?

ChatGPT Plus は ¥3,000 / 月、Google AI Pro は ¥2,900 JPY / 月、Claude Pro は $18(年払い時の1か月あたり。月払いなら $22)です(2026年7月31日〜8月5日確認)。ただし税の表記が3社で違います。ChatGPTとGeminiは料金ページに税の記載がなく、Claudeは「Prices include 10% JCT」と消費税10%込みであることが明記されています。Claudeはドル建てのため、この記事では円換算をしていません。実際の請求額は為替とカード会社の手数料で変わります。

比較記事でよく見る4つの言い方と公式の記述を対比した図。「無料版は1日◯回まで」に対し3社とも回数を公表しておらず、Anthropicは公式FAQで固定のメッセージ数は無いと明記。「3社の数字を並べればどれが一番読めるか分かる」に対し単位の定義が公式で揃っておらず順位づけはできない。「Claude Proは月18ドル」に対し英語ページでは18ドルは年払い時の1か月あたりで年間220ドルを前払い、月払いなら22ドル。「学習をオフにすれば過去に入れた分も消える」に対し効くのは基本的にこれから先の分で、過去分の扱いを公式に書いているのはGoogleとAnthropic。
4つの言い方と、公式に実際に書かれていること(各社公式ページより・2026年7月31日〜8月17日確認)

まとめ

  • 3つは「どれが賢いか」ではなく「何をさせるか」で選ぶ。長い資料を読ませるならClaude、画像や動画を作るならChatGPTかGemini、GmailやGoogleドキュメントと使うならGemini。
  • 無料版の「1日◯回」は3社とも公表していない。比べられるのは一度に読ませられる量とファイル数だけで、ChatGPTの無料は1日3ファイルという数字が唯一はっきり公表されている制限(2026年8月5日確認)。
  • Claudeだけが、一度に扱える量が無料でも有料でも20万で同じ。Geminiは無料32,000トークンに対しAI Pro以上は100万トークンと、無料と有料の差が最も大きい(2026年8月5日確認)。
  • 料金の見え方が3社で違う。ChatGPTとGeminiは日本円で税の記載なし、Claudeはドル建てで消費税10%込みと明記。さらにClaudeの日本語料金ページには、月払いなら $22 になるという注記が無い(英語ページのみに記載・2026年8月5日確認)。
  • 学習利用の設定は3社ともあるが、効くのは基本的にこれから先の分。過去分の扱いを公式に書いているのはGoogleとAnthropicで、OpenAIは確認した6ページに記載が見当たらなかった。見られたくない情報は最初から入れない、が唯一の共通解。

この記事の限界

最後に、この記事が答えていないことをはっきり書いておきます。

この記事は、3社の公式ページに書かれている仕様だけを比べたものです。「どれが賢いか」「どれが日本語がうまいか」「どれがコードに強いか」は比べていません。3社とも、他社との性能比較の公式データを出していないためです。他の比較記事でよく見る性能の順位づけは、いずれも書き手の主観であり、公式の根拠を示したものを見つけられませんでした。

また、料金とモデル名は、この記事の中で最も早く古くなる情報です。Google自身も「モデル名、バージョン、提供状況は変更される場合があります。」と注記しています。この記事の数字はすべて2026年7月31日から8月5日までに公式ページで確認したものですが、契約する前には必ず、その時点の公式ページをご自身で開いて確認してください。

3つのどれを選んだとしても、次にやることは同じです。実際の仕事で1つ試して、上限に困るかどうかを見ます。学ぶ順番を整理したい方は、非エンジニア向けに生成AI学習の最初の90日をまとめたロードマップが出発点になります。

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