AI動画作成ツール比較2026年9月|無料と商用利用は別です

仕事でAI活用

Sora のweb・appは2026年4月26日にすでに終了しており、APIも2026年9月24日に終了予定です。OpenAIのヘルプセンターに「The Sora API will be discontinued on September 24, 2026.」(Sora APIは2026年9月24日に終了します・当社訳)と明記されています(2026年9月18日確認)。この記事は文章や画像から動画を作るAIの話です。資料を読ませて解説動画を作る機能(NotebookLMの動画解説など)は別なので扱いません。

迷ったらこの3行

  • Soraは終了ずみ・終了予定。代わりを探す前提で読んでください
  • 選ぶ基準は「無料かどうか」ではなく「仕事に使ってよいか」です
  • 当社が2026年9月18日に読んだ範囲では、商用利用を規約で明確に認めているのはCanvaとRunwayの2社です

先に結論:Soraはweb・appが終了ずみ、APIも9月24日に終了予定です

Soraの2つの終了日を表で整理します。

提供形態 終了日 2026年9月18日時点の状態
Sora web・app 2026年4月26日 終了ずみ
Sora API 2026年9月24日 終了予定(まだ終了していません)

「無料で使えるAI動画ツール◯選」という記事は多くありますが、無料で作れることと仕事に使ってよいことは別です。無料枠があるのに商用利用を明文で制限しているサービスが6社中3社ありました。この記事では「無料かどうか」ではなく「商用利用できるか」を軸に並べます。

この記事の根拠と、確かめていないこと

この記事は、Gemini(Gemini Omni)・Canva・Runway・Luma(Dream Machine)・Pika・KLING AIの6社について、公式のヘルプ・料金・規約だけを根拠にしています。確認日はすべて2026年9月18日で、6社とも契約しておらず実際に動画を作った感想は書いていません。

当社が確認できていないこと

  • Adobe Fireflyは公式ページが取得できず、今回の比較から外しています
  • KLING AIの料金・無料枠・動画の長さ・解像度は、料金ページがJavaScript描画のため取得できていません
  • Google AIプランの月額は確定できていません。金額を書かず「有料プランが必要」とだけ書きます

Soraはいつ、何が終わったのか

2026年9月18日時点でAPI終了の9月24日はまだ先で、「終了しました」ではなく「終了予定」が正確な書き方です。同じヘルプページには、終了・猶予期間の経過後にSoraの利用データが削除されることと、エクスポート方法が案内されています。データが残っている方は早めにエクスポートしてください。「Soraの代わりにOpenAIが何を出したか」は当社が開いたページには見つけられませんでした。以前使えていた機能が見当たらなくなったときの考え方はChatGPTのCanvasが見当たらない|「廃止された」の真偽を自分で確かめるでも扱っています。

「無料で使える」と「仕事で使ってよい」は別の話です

AI動画で言う商用利用とは、作った動画を仕事の広告・ブログ・SNSなど、お金に関わる目的で使うことです。6社の規約を読むと、この扱いは会社によって大きく違います。

Pikaの料金ページのFreeプランには「Not included: Commercial license」(商用ライセンスは含まれません・当社訳)とあり、最安の有料プランStarterも同じ表記です。商用ライセンスはCreatorプラン以上からです。

Lumaの規約(Last updated: May 14, 2026)には「it can only use the Outputs for commercial purposes if the Outputs were produced during an active Subscription Term under Customer’s paid subscription allowing for the commercial use of those Outputs.」(商用目的で使えるのは、商用利用を認める有料サブスクリプション期間中に作られた生成物に限る・当社訳)とあります。当社がこの条項を読むと、無料で作った動画はこの条件を満たしません。

KLING AIの規約4.6はさらに強く「without our written permission, you may not use, reproduce, distribute(中略)the Output for any commercial purposes.」(書面の許可なく商用目的で使用・複製・配布してはならない・当社訳)とあります。同じ規約4.4には著作権はあなたのものという趣旨の記載があり(公式英文の当社訳)、読み合わせると権利は自分にあることと商用利用してよいことは別だと分かります。

一方Canvaの規約には「You may use your Output for any lawful purpose(中略)」(合法的な目的であれば使用できる・当社訳)、Runwayの規約にも「Subject to your compliance with the Agreement, the Company does not restrict your commercial use of your Outputs.」(規約を守る限り商用利用を制限しない・当社訳)とあります。同じ6社でも、商用利用の扱いはここまで違います。

6社の公式ページで分かったこと

無料枠・料金・透かしを表にまとめました。商用利用の可否を料金の隣に置いています。

道具名 商用利用の可否 無料枠 料金(公式表示どおり) 透かし 日本語UI
Google Gemini(Gemini Omni) 動画ヘルプに明文なし 個人は有料プラン(Google AIプラン)が必要 未確定(金額未確認) 全動画にSynthID(見えない透かし) あり
Canva 可(合法的目的での利用を規約で許可) あり(¥0) 無料¥0・プロ¥11,800/年・ビジネス¥18,800/年(いずれも1人あたり) 除去禁止(C2PAメタデータ) あり
Runway 可(商用利用を制限しない規定。入出力はAI学習にも利用) $0・125クレジット(一回限り) Standard $15/月(年払い$12)・Pro $35(年$28)・Max $95(年$76) Standard以上は透かし無しの記載。無料版は記載なし 英語のみ
Luma(Dream Machine) 有料契約中の生成物のみ可と規約に明記 料金ページに無料プラン記載なし(規約に無料利用の節あり) Plus $30/月(年$300)・Pro $90/月(年$900)・Ultra $300/月(年$3,000) 除去禁止と規約に明記 英語のみ
Pika Free・Starterは不可、Creator以上は可(料金ページに明記) Free「0 credits / month・packs only」 Starter $10(年$8)・Creator $35(年$28)・Fancy $95(年$76) 全プラン「No watermark」(Freeを含む) 英語のみ
KLING AI 書面の許可が必要(規約4.6) 未取得(料金ページがJavaScript描画) 未取得 明文なし。ブランド表示義務あり 規約は英語のみ

日本語UIがあるのはGemini・Canvaの2社です。ただし、この2社を含め6社とも「日本で使えます」と明記したページは見つけられませんでした。日本語画面があることと日本からの利用が公式に保証されていることは別として扱ってください。Geminiの無料範囲はGeminiは無料でどこまで使えるか|機能別の可否と、公表されている数値・いない数値にまとめています。

透かしと、入れた素材・作った動画のゆくえ

透かし(ウォーターマーク)とは、AI生成の動画であることを示す印です。消し方は書かず、規約に何と書かれているかだけを整理します。

Canva・Lumaの規約は、来歴情報・透かしの除去や改変を明確に禁じています。Geminiは全動画に見えない透かしSynthIDを埋め込むと説明しています。Pikaは逆にFreeプランを含む全プランで「Included: No watermark」(透かしなし・当社訳)と明記していますが、Free・Starterには商用ライセンスが付きません。透かしが無いことと商用利用できることは、別々の条件だとPikaの例から分かります。

入れた画像や動画のその後の扱いも違います。Runwayの規約には入力・出力をAIモデルの学習・改善に使う条項が、KLING AIの規約には入れた素材と生成物の両方をホスト・保存・配信・公開する権利がKLING側にあるという条項があります。この考え方は家族で1つのAIアカウントを使ってよいか|規約の原文と、混ざるものでも同じです。

無料で済ませたい人へ・この記事でできないこと

ここまでの内容を、向いている人で分けます。

無料のままでよい人・有料が必要になりそうな人

  • Pikaの無料枠は動画は作れますが商用ライセンスは付きません。Runwayは無料枠でも規約上は商用利用を制限していません(入出力が学習に使われる点は別に判断してください)
  • ブログ・SNS・広告など仕事の目的なら、当社が確認した範囲ではCanva・Runwayの規約に沿った利用が候補です
  • 当社が確認した範囲で、規約または料金ページに商用利用の明文の制限があるのはPika・Luma・KLING AIの3社です。仕事で使うなら有料プラン・許可が必要になる可能性が高いです

当社は6社のいずれも実際に動画を作っておらず、生成の速さ・質は比較していません。料金・条件は変わるため契約前に確認してください。関連してAIガジェットの選び方|「AIがどこで動くか」で4つに分けると月額と寿命が読める、AI画像生成でブログのアイキャッチを作る方法|1200×630の出どころと3つの道もどうぞ。

よくある質問

Q. Soraはもう使えないのですか?
A. web・appは2026年4月26日に終了ずみ、APIも2026年9月24日に終了予定です(2026年9月18日確認)。データが残っている方は早めにエクスポートしてください。

Q. 無料プランで作った動画を仕事やブログに使ってもいいですか?
A. 会社によります。Pika・Luma・KLING AIは無料または一部プランでの商用利用を規約・料金ページで制限しています。Canva・Runwayは規約の範囲では制限しない旨が書かれています。

Q. 透かし(ウォーターマーク)は消してもいいですか?
A. Canva・Lumaは規約で除去を明確に禁止しています。Geminiは全動画にSynthIDという見えない透かしを埋め込むと説明しています。消し方はこの記事では扱いません。

Q. 日本語で使えるAI動画ツールはどれですか?
A. Gemini・Canvaに日本語UI・日本語ヘルプがあります。ただし6社とも「日本で使えます」との明記は見つけられておらず、日本語画面の有無と利用可否は別に考えてください。

まとめ

  • Soraはweb・appが2026年4月26日に終了ずみ、APIも2026年9月24日に終了予定(2026年9月18日確認)
  • AI動画ツールは「無料かどうか」ではなく「仕事に使ってよいか」で選ぶ
  • Pika・Luma・KLING AIは無料または一部プランで商用利用を規約・料金ページで制限している
  • Canva・Runwayは規約の範囲で商用利用を制限しない旨が明記されている
  • 透かしの除去はCanva・Lumaが規約で禁止。Geminiは全動画にSynthIDを埋め込む
  • 6社とも「日本で使えます」との明記は見つからず、日本語UIの有無と使い分ける

出典

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