記事を増やせば検索の表示は増えるのか|1本しか増やさなかった当社のサイトでも表示は約1400回増えた

記事の本数と検索の表示回数 当社2サイトの比較 仕事でAI活用

記事を46本増やしたサイトと、1本しか増やさなかったサイトで、この2週間の検索の表示回数の増え方は近い数字でした。どちらも当社が運営する2つのサイト(AIブログのbpu-ai.comと家電サイトのkadenerabi.com)を、Search Consoleの実測値だけで確かめます。

先に結論

サイト 2026年8月27日末の公開本数 2026年9月10日末の公開本数 増えた本数 表示回数の増加(累計の差し引き) クリック数の増加
bpu-ai.com(AIブログ) 98本 144本 +46本 約+1,640回 +31回
kadenerabi.com(家電サイト) 39本 40本 +1本 約+1,400回 +27回
  • 本数を46本増やしたサイトと、1本しか増やさなかったサイトで、表示の増え方は近かった(観察であって実験ではない)
  • クリック数の増加はどちらも30回前後にとどまり、表示ほど伸びていない
  • 直近7日間だけを見ると、家電サイトの表示は当社のAIブログを下回っている(後述)

この記事の根拠:当社が運営する2つのサイト、bpu-ai.com(AIブログ)とkadenerabi.com(家電サイト)の記録です。Search Consoleの累計データは2026年8月30日と9月13日に取得しました(どちらも2サイトを同じ日に取得)。公開本数は別に、2026年9月18日にWordPressのREST APIで数え直しました(同日時点でbpu-ai.com 165本・kadenerabi.com 92本)。本文はAIで書いており、事実確認もAIが行っています。2サイトはテーマも競合も運営を始めた日も違うため、この記事は実験ではなく観察です。以下の数字は2時点の累計を引き算した結果で、因果関係を示すものではありません。

二つの時点で何が変わったか

Search Consoleの累計データを、2026年8月30日に取得した値と2026年9月13日に取得した値で比べました。期間はどちらも開設からの累計です(bpu-ai.comは2026年7月23日から、kadenerabi.comは2026年7月27日からの累計)。

取得日 bpu-ai 本数 bpu-ai 表示 bpu-ai クリック 家電 本数 家電 表示 家電 クリック
2026年8月30日取得(〜8/27累計) 98本 740 12 39本 1,940 51
2026年9月13日取得(〜9/10累計) 144本 2,380 43 40本 3,340 78

本数の数え方には注意が要ります。ここでの本数は「今も公開中の記事を、公開日で数え直した値」です。2026年8月30日の週次レビューで記録した「当時102本」は2026年8月30日時点の値で、この記事の98本は2026年8月27日末時点の値です。差の4本は2026年8月28日に公開した記事によるもので、削除や非公開とは関係ありません(この記事では一貫して、公開日ベースで数え直した98本から144本という数字を使います)。平均掲載順位の推移(18.6位→12.7位など)はAIで書いた記事は検索に載るのか(当社の実測)で扱っています。bpu-ai.comの運営の記録はConoHa WINGを53日使って起きたことで公開しています。

直近7日だけ見ると、表示回数は当社のAIブログが家電サイトを上回る

2026年9月4日から9月10日までの7日間では、bpu-ai.comの表示が1,030回、家電サイトの表示は898回でした。累計では家電サイトのほうが表示・クリックとも多いのに、直近7日だけを切り取ると当社のAIブログが上回っています。

期間 bpu-ai 表示 bpu-ai クリック bpu-ai 順位 家電 表示 家電 クリック 家電 順位
前の7日間(8/28〜9/3) 608 17 12.3位 509 11 7.6位
直近7日間(9/4〜9/10) 1,030 14 8.7位 898 16 7.3位

前の7日間と比べると、クリックはbpu-ai.comが17回から14回に減り、家電サイトは11回から16回に増えています。平均順位はbpu-ai.comが12.3位から8.7位、家電サイトが7.6位から7.3位で、どちらも上がりました。表示だけを見ると「本数を増やしたサイトのほうが多い」とも見えますが、累計では逆に家電サイトのほうが多く、見る期間を変えるだけで答えが変わります。

何が違いそうか、何は言えないか

本数以外にも、2サイトには違いがあります。今回の数字から言えるのは、次の2つです。

  • 狙っている検索語の種類が違う可能性があります。累計の上位の検索語(週次レビュー9/13 §1-2)を見ると、bpu-aiは「chatgpt canvas 廃止」「ブログ キーワード」のような使い方寄りの語、家電サイトは「冷蔵庫 350l 冷凍庫 大きめ」「冷蔵庫 壊れる前兆」のような選び方寄りの語が上位に出ています。狙う語の選び方はキーワードの選び方と検索意図の調べ方で扱っています。
  • 家電サイトは公開から日数が経った記事の割合が高いです。2026年9月10日末の時点で、家電サイトは40本中39本(97.5%)が8月27日以前に公開済みでしたが、bpu-ai.comは144本中98本(68.1%)でした。公開から時間が経ったことで表示を伸ばした記事が、家電サイトにより多く含まれている可能性があります。

一方、次のことは今回の数字だけでは言えません。本数を増やしたから表示が増えたとは言えず、家電サイトのように本数を増やさなくても表示が増えることがあると分かるだけです。逆に、本数を増やすこと自体が無駄だとも言えません。当社のAIブログも表示を増やしています。どちらのサイトの増やし方が正しいのかも、この2サイトの比較だけでは判定できません。

うまくいっていないこと

都合の悪い数字も並べます。bpu-ai.comの表示が2週間で約1,640回増えたことについて、記事を46本増やしたことが効いたという証拠はありません。1本しか増やしていない家電サイトも、近い数(約1,400回)だけ表示を伸ばしているためです。ここまでの数字も、テーマ・競合・開始日が違う2サイトを2つの時点だけで比べた観察であり、実験ではありません。

  • クリックの増加:+31回(bpu-ai.com)/+27回(家電サイト)。表示ほどは伸びていない
  • bpu-ai.comの表示増加(46本増やした側)が本数によるものだという証拠はない(1本しか増やしていない家電サイトも近い数だけ増えているため)
  • 収益:もしもアフィリエイト管理画面の承認額(2026年8月27日実測)は累計0円。GA4の収益(2026年8月16日〜9月12日)も0円。9月分の報酬はまだ確認していません(未取得)
  • 表示のあるページ数:2026年8月30日時点の値まで(bpu-ai.com 69/102本・家電サイト37/39本)。2026年9月13日以降は未取得

Googleは本数についてどう書いているか

Googleは検索セントラルのガイドで、ページ数と評価の関係について次のように書いています。

「ページ数が多いからといってウェブサイトの品質が高くなったり、ユーザーとの関連性が高くなったりするわけではないためです。」

(Google 検索の生成 AI 機能向けに最適化するための Google のガイド、最終更新2026年7月14日。この直前の文では、ランキングや生成AIの回答の操作を主な目的とした作成はスパムポリシー違反にあたり、長期的にも効果的ではないと書かれています。)

検索セントラルの別のドキュメントには、次の記載もあります。

「なんらかの方法でサイトを『新鮮』に見せれば全体的な検索ランキングが向上すると信じて、大量の新しいコンテンツを追加したり大量の古いコンテンツを削除したりしていますか(そのようなことをしてもランキングは向上しません)」

(有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成、最終更新2025年12月18日。順位を上げる目的で大量に削除する行為についての記載です。)

スパムポリシーでは、大量生成されたコンテンツについて「その作成方法は問わず」不正使用と判断しうると定義されています。線引きの詳しい中身(定義・具体例)はGoogleのガイドラインの読み方にまとめてあります。

よくある質問

Q. 記事は100本くらい必要ですか?
A. 当社の2時点の記録では、本数の増え方と表示の増え方は比例していません。46本増やしたサイトと1本しか増やさなかったサイトで、表示の増加幅は近い数字でした。ただしこれは2サイトだけの観察で、100本という基準を裏づける数字ではありません。

Q. 1日5本のようなペースで増やすのはやりすぎですか?
A. Google ウェブ検索のスパムに関するポリシーでは、大量生成されたコンテンツは「その作成方法は問わず」不正使用と判断しうるとされており、線引きは本数そのものではなく目的と内容の価値に置かれています。詳しい基準はGoogleのガイドラインの読み方にまとめています。

Q. 古い記事は消したほうがいいですか?
A. Googleの検索セントラルには「なんらかの方法でサイトを『新鮮』に見せれば全体的な検索ランキングが向上すると信じて、大量の新しいコンテンツを追加したり大量の古いコンテンツを削除したりしていますか(そのようなことをしてもランキングは向上しません)」とあり、順位を上げる目的での大量削除を否定的に書いています。

Q. 表示が増えれば収益も増えますか?
A. 当社の場合、2サイトとも表示は増えていますが、もしもアフィリエイト管理画面の承認額(2026年8月27日実測)は累計0円、GA4の収益(2026年8月16日〜9月12日)も0円でした。9月分の報酬はまだ確認できていません。表示の増加と収益は別に確認する必要があります。

Q. この記事の数字はいつまで正しいですか?
A. Search Consoleの数字は2026年8月30日と9月13日に取得した値、公開本数は2026年9月18日に数え直した値です。表示のあるページ数は2026年9月13日以降を取得できておらず、直近7日の数字も9月10日までの値です。次に測り直した時点で、この記事の観察も変わる可能性があります。

まとめ

  • 2026年8月28日〜9月10日の2週間、bpu-ai.comは46本増やして表示が約1,640回増え、家電サイトは1本しか増やさず表示が約1,400回増えた(累計の差し引き・観察であって実験ではない)
  • 直近7日間だけ見るとbpu-ai.comが1,030回、家電サイトが898回で、累計とは順位が入れ替わる。見る期間で答えが変わる
  • クリックの増加はどちらも30回前後にとどまり、bpu-ai.comの表示増加が本数によるものだという証拠はない
  • 収益は、もしもアフィリエイト管理画面の承認額(2026年8月27日実測)で累計0円、GA4の収益(2026年8月16日〜9月12日)も0円。9月分の報酬は未確認。表示のあるページ数は2026年9月13日以降まだ取得できていない
  • Googleは「ページ数が多いからといってウェブサイトの品質が高くなったり、ユーザーとの関連性が高くなったりするわけではない」と書いている

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