E資格は結局いくらかかるか|受験料33,000円の外側にある「認定プログラム」の費用

E資格の総額と認定プログラムの受講料を整理した記事のアイキャッチ AIの基本

E資格の受験料33,000円だけを予算に入れて申し込みを進めると、その先で数万円から数十万円の支払いが追加で必要になります。E資格の受験資格は「JDLA認定プログラムを試験日の過去2年以内に修了していること」で、受験料の外側に、認定プログラムの受講料が原則としてかかるためです(過去2年以内に修了ずみの人は、この受講料が要りません)。

先に結論

  • E資格の総額=受験料33,000円+認定プログラム受講料。受講料は通常価格で55,000円〜495,000円の幅があります(キャンペーン適用時は54,780円から。ラビット・チャレンジのみ月額制=入会金22,000円+月額3,300円。2026-09-11時点の公式表示)。
  • 今回、料金を公式ページで確認できたのは7事業者8講座です。JDLA公式一覧に並ぶ事業者29社+大学5枠(合計34)のうち、確認できたのはこの範囲だけです。
  • 金額差の主な理由は「サポートの有無」「学習期間」「受講形式」の違いで、教育訓練給付金の対象かどうかも実質負担に影響します。

この記事の根拠

この記事は、JDLA公式ページと認定プログラム事業者各社の公式ページの記載だけを使っています。まとめサイト・個人ブログは使っていません。確認日はすべて2026年9月11日です。当社はどの講座も受講しておらず、実体験としての感想は書いていません。

受験料33,000円には、受講料が含まれていない

JDLA公式ページ(https://www.jdla.org/certificate/engineer/ ・2026-09-11確認)によると、受験資格は「JDLA認定プログラムを試験日の過去2年以内に修了していること」です。受験料(税込)は一般33,000円・学生22,000円・会員27,500円、試験時間120分・多肢選択式100問程度。直近のE2026#1は1,317名が受験し911名が合格しています(合格率69.2%)。この33,000円は「試験を受ける権利」の金額であり、「受けられる状態を作る」ための認定プログラム受講料は別に必要です。

認定プログラム一覧に、料金は書かれていない

認定プログラム一覧(現在のURL=https://www.jdla.org/certificate/engineer/programs/bizlist/ ・2026-09-11確認)には、認定No.00001〜00029の事業者と大学枠A0001〜A0005が並びますが、事業者名・講座名・リンクのみで料金の記載はありません。金額を知るには各社の公式ページへ進む必要があり、今回確認できたのはそのうち7事業者8講座です。

E資格にかかる総額の内訳(目安)

  • 受験料:33,000円(税込・一般)※学生22,000円・会員27,500円
  • 認定プログラム受講料:55,000円〜495,000円(通常価格・今回確認できた7事業者8講座の範囲。キャンペーン適用時は54,780円から)
  • 任意費用:CDLEコミュニティサイトβ版 月額55円(税込・合格後)

事業者ごとの受講料は5万円台から50万円近くまで幅がある

公式ページで料金を確認できた範囲を、そのまま表にします。金額は各社の表記のままで、当社が計算し直した数字ではありません。

事業者/講座 料金(公式表記のまま) 期間・時間 形式
AVILEN/E資格講座 149,600円税込→138,600円税込(期間限定表示) 動画約38h・閲覧12か月 オンライン
AVILEN/スピードコース 99,000円税込 動画約38h・サポート2か月 オンライン
zero to one/認定プログラム 165,000円税込/サポートなし110,000円税込 5か月・60〜100h オンライン
スキルアップAI/DL基礎講座 サポート無55,000円税込/有165,000円税込 動画19h・標準約89h・期限9か月 eラーニング
VOST/DL短期集中講座 会場・ライブ206,800円→138,600円/eラーニング184,800円→54,780円(期間限定表示・9/30まで) 約32h(最短4日) 会場/ライブ/eラーニング
Study-AI/DL講座(3ヶ月) 495,000円税込 受講開始〜2027-02-28(ライセンス期間) eラーニング
Study-AI/ラビット・チャレンジ 入会金22,000円税込+月額3,300円税込/プレミアム495,000円 申込締切2026-10-31 オンライン
キカガク/DLハンズオンコース 150,000円(税抜) 3日 公開講座

キャンペーン価格(AVILEN・VOST)は、いずれも公式ページに期間限定として表示されていた金額で、2026-09-11時点の表示価格として扱ってください。VOSTは「期間限定 9/30まで」と表示されています(年の記載なし)。AVILENは「9/1(火)〜9/15(火)」の表示で、年の記載はありません。税の表記はキカガクのみ税抜です(他社はいずれも税込と明記)。NABLAS(DL4E)は期間(計6日間・1日8時間)は確認できましたが、金額の記載は確認できませんでした。

金額の差は、サポート・期間・形式の違いから来ている

同じ事業者の中でも、zero to oneは165,000円と110,000円、スキルアップAIは165,000円と55,000円と、2倍近い差があります。公式ページの記載を見る限り、この差は学習内容の違いではなく「サポートが付くかどうか」の差です。事業者間の差も、学習期間・拘束時間・形式(オンライン/会場/eラーニング)の違いによるもので、どれが正解というより、自分に必要な期間・サポートに応じて選ぶ金額帯が変わる構造です。

教育訓練給付金を使うと、実質負担が下がる講座がある

JDLA公式の専用ページ(https://www.jdla.org/certificate/engineer/subsidy01/ ・2026-09-11確認)によると、「専門実践教育訓練給付制度」で受講費用の50〜80%(年間上限64万円)が支給される仕組みがあり、一覧内で「助成金対象」タグの付いた講座が対象です(一部対象外)。雇用保険の支給要件期間が2年以上(過去に利用したことがある場合は3年以上)あること、受講開始1か月前までに受給資格の確認を受けることが条件です。給付率の詳しい計算は別記事の予定です。

今回、給付金の記載を確認できた事業者(公式ページより)

  • スキルアップAI:「教育訓練給付制度活用時 165,000円→33,000円〜82,500円」「Reスキル認定」
  • zero to one:給付制度の申込リンクと「リスキル講座認定」の表記
  • NABLAS:「受講料最大75%助成 第四次産業革命スキル習得講座認定」
  • VOST:「Reスキル講座(経済産業省認定)」+助成金相談フォーム

AVILEN・キカガク・Study-AIの今回確認したページでは給付金の記載を確認できませんでした(対象外という意味ではなく、当社が見たページに記載が無かっただけです)。

受験料・受講料のほかにかかる費用

  • 再受験:JDLA公式Q&A(https://www.jdla.org/qa/ ・2026-09-11確認)に「認定プログラム修了後2年間は受験資格がございますので、修了日から受験日まで2年以内であれば再度E資格試験を受験することができます」とあります。2年以内なら受講料を払い直さず、受験料33,000円のみで再受験できます。回数上限の記載は確認できませんでした。
  • バウチャー:同ページに「使用/未使用にかかわらず、発券後のバウチャーの交換、返品、返金等はできません」とあります。支払い・返金の窓口はピアソンVUE(https://www.pearsonvue.com/jp/ja/jdla.html )です。

合格後の任意費用として、CDLEコミュニティサイトβ版の月額55円(税込)がJDLA公式Q&Aページ(https://www.jdla.org/qa/ )に記載されています。登録料・年会費・模試代等はJDLA公式では確認できませんでした。

申込前チェックリスト

  • 表示価格が税込か税抜か(キカガクのみ税抜表記)
  • キャンペーン価格の適用期限(VOSTは9/30まで、AVILENは9/1〜9/15)
  • 教育訓練給付金の対象タグが付いているか(雇用保険の加入期間・受給資格確認の時期の条件あり)
  • バウチャーは発券後、返品・返金ができない

用途別に見る費用の目安

用途別の目安は、今回公式ページで料金を確認できた7事業者8講座の範囲で整理したものです。当社はどの講座も受講しておらず、特定の講座を推薦するものではありません。

今回確認できた7事業者8講座の範囲での価格帯です。

  • 最短距離で受験資格だけを作りたい人:サポートなしの低価格コース(例=スキルアップAI55,000円、zero to one110,000円)が公式表示上は低い価格帯です。
  • 働きながら質問できる環境がほしい人:サポートあり・オンライン完結型(例=AVILENのE資格講座、スキルアップAI165,000円)は、サポートなしより数万〜10万円ほど高い価格帯です。
  • 教育訓練給付金を使える見込みがある人:スキルアップAIのように支給後の金額まで公式明記の講座なら、実質負担33,000円〜82,500円まで下がる可能性があります。条件があるため申込前に要確認です。

よくある質問

E資格は受験料だけで受けられますか?

受けられません。JDLA公式ページの受験資格として、認定プログラムを試験日の過去2年以内に修了していることが条件で、受講料が別途かかります。

いちばん安い認定プログラムはどれですか?

当社は今回7事業者8講座のみを公式ページで確認しており、残りは確認していないため断定できません。確認できた範囲では、通常価格でサポートなしが55,000円〜110,000円台、サポートありや長期コースは165,000円〜495,000円台でした。ただしVOSTはキャンペーン適用時54,780円、ラビット・チャレンジは入会金22,000円+月額3,300円という月額制もあります。

教育訓練給付金は誰でも使えますか?

JDLA公式ページによると、雇用保険の加入期間や受給資格確認の時期など条件があり、対象講座も一覧内のタグ付きに限られます。詳しくはハローワークまたは各事業者に確認してください。

合格後に再受験するときも、また受講料がかかりますか?

JDLA公式Q&Aによると、認定プログラム修了後2年以内であれば受講料を払い直さず、受験料33,000円のみで再受験できます。

まとめ

  • E資格の総額は「受験料33,000円+認定プログラム受講料」で、受講料は通常価格で55,000円〜495,000円の幅があります(キャンペーン適用時は54,780円から。確認できた7事業者8講座の範囲)。
  • 金額差の主な理由は、サポートの有無・学習期間・受講形式の違いです。
  • 教育訓練給付金は制度上、受講費用の50〜80%(年間上限64万円)が支給されうるものの、対象講座か・条件を満たすかは事前確認が要ります。
  • 認定プログラム修了後2年以内なら、受講料を払い直さず受験料33,000円のみで再受験できます。
  • 今回の調査はJDLA公式一覧の事業者29社+大学5枠のうち7事業者8講座にとどまるため、志望する講座は必ず公式ページで最新の金額を確認する必要があります。

出典

E資格とG検定の違い、どちらを受けるべきかについては「G検定とE資格の違い」の記事でまとめています。資格の取得そのものが意味を持つのかどうかについては「AI資格は意味ないのか」の記事もあわせてご覧ください。

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